この度、artstudio NAZUKARI WAREHOUSE では、2024.10.5(土)〜10/27(日)に植松美月氏の個展を開催いたします。
日時】2024年10月5日(土)〜27日(日)12:00〜19:00 金・土・日・祝日のみオープン
【会場】千葉県流山市名都借 827-3 名都借倉庫 2 階
artstudio NAZUKARI WAREHOUSE
植松美月は、「目の前の景色を“見る”とはどういうことなのか。」を問う彫刻作品を鉄や紙を用いて制作しています。
9月にartstudio NAZUKARI WAREHOUSEで植松美月が滞在制作をした大型作品を中心に、展示いたします。
アーティスト・ステイトメント
私は、現実世界との境界を反復行為によって探求することをテーマとしてい ます。近年では特に紙を用いた制作に取り組み、反復行為が自身の呼吸と同期 していくことに着目し、自身の存在を確かめるように作品に「痕跡と変容」を 残す試みを行なっています。
この制作過程は、紙の持つ「規格性」に対する挑戦でもあり、私たちが無自 覚に従っている現代社会の枠組みに対する問いかけでもあります。社会は人の 生活において利便性を追求する中で、さまざまな規格に縛られており、そうし た枠組みが時に私たちを窮屈に感じさせることがあります。
私の作品は、そうした現実に対する静かな抵抗であり、反復行為を通じて生 きる実感を形にするものです。
アーティスト・プロフィール
1995年兵庫県出身、東京都在住。
経歴 2018 日本大学芸術学部美術学科彫刻コース 卒業
2020 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了
2023 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻博士後期課程 修了
受賞歴
2024 第17回 ART IN THE OFFICE 2024 受賞
2023 Terrace Art Shonan AWARD グランプリ受賞
2023 野村美術賞 受賞
2020 藝大アーツイン丸の内2020三菱地所賞 受賞
2019 平山郁夫奨学金 授与
2018 公益財団法人北野生涯教育振興会彫刻奨学金 授与
2017 国際瀧冨士美術賞特別賞 受賞
個展
2024《月に浮かぶ、》(aaploit/神楽坂)
2023《野村賞受賞記念展》(aaploit/神楽坂)
グループ展
2023《P.O.N.D.2023 あたらしい対話に、出会う。》(渋谷パルコ/渋谷)
2023《NOMURA ART CONNECT 2023 野村美術賞展》(鉄鋼ビルディング/丸の内)
2022《東京藝術大学大学院美術研究科博士審査展2022》(東京藝術大学/上野)
2021《柳瀬山荘と彫刻》(柳瀬荘/所沢市)
2020《第68回東京藝術大学修了展》(東京藝術大学/上野)
《芸大アーツイン丸の内》(丸の内ビルディング/大手町)
2019《石・土・金 多様な素材の中で》(gallery SOL/銀座)
2019《tokunsterlem》(ヴェストファーレン・ヴィルヘイム大学/ミュンスター)
2019《公益財団法人北野生涯教育振興会 彫刻奨学生作品展》 (日本大学芸術学部/江古田)
2018《東京五美術大学連合卒業 ・修了展》 (国立新美術館/六本木)
コレクション
2022 東京藝術大学美術館 収蔵
2021 チャームケア御殿山 エントランス
2019 山梨県笛吹市 大窪いやしの杜公園
2018 西馬込Ⅴプロジェクト[アジールコート西馬込]マンションエントランス
その他
2019 神山アートインホテル/レジデンス
国際彫刻研究プロジェクト参加(ミュンスター)/レジデンス
スタンレー電気株式会社/作品レンタル(2019.05-2020.05)
東海さるく(延岡、宮崎県)/レジデンス・ワークショップ
2018 Big on Bloor Festival(トロント、カナダ)/ワークショップ
Comentários