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この度、artcenter NAZUKARI WAREHOUSEではフランス人アーティストAnne Leignielの展覧会を開催致します。


アンヌ・レニエルはフランスのブルゴーニュ地方、オセール生まれのアーティストです。パリ・セルジー国立美術学校で学んだ後、ロンドン・カレッジ・オブ・プリンティングで写真の修士課程を修了しました。


初期は、写真が主な表現手段でしたが、次第に自身や鑑賞者にとってより身体的な体験の必要性を感じるようになり、写真を用いたインスタレーションへと発展し、その後はさらに多様なメディアに取り組みを広げていきました。


彼女の作品には、彼女自身の生活や旅の経験から大きく影響を受けています。自身の身のまわりにあるものを取り入れて制作し、滞在する土地の技術や素材を用いることで、環境と調和した表現を行っています。


本展では、昨年11月に日本での滞在制作中に制作した作品に、新たな表現と解釈を加えて展示致します。artcenter NAZUKARI WAREHOUSEの無骨な空間に、彼女が軽やかで儚げな素材、モビール、ドローイングなどを配することで、”呼吸”や”静寂”を感じさせる内面的な次元が生み出されます。また鑑賞者が空間を移動することで視点が変わり、作品との動的なインタラクションを生みだし、見るたびに異なる体験が生まれます。



場所:artcenter NAZUKARI WAREHOUSE

日時:2025年4月5日(土)-4月27日(日)

   12:00-18:00

金・土・日・祝祭日オープン


https://anneleigniel.com



※artstudio NAZUKARI WAREHOUSEは、2025年4月よりartcenter NAZUKARI WAREHOUSEに名称変更致します。今後ともお引き立てを賜りますよう、心よりお願い申し上げます。




We are pleased to announce an exhibition of French artist Anne Leigniel.


Anne Leigniel is an artist born in Auxerre, Burgundy, France. After studying at the National Art School of Paris Cergy, she completed a Master's degree in photography at the London College of Printing.


In the early stages of her career, photography was her primary medium. However, over time, she felt the need for a more physical experience both for herself and for viewers. This led her to develop photographic installations, and she continued to expand her practice to include a diverse range of media.


Her work is deeply influenced by her personal life and travel experiences. She incorporates elements from her surroundings and uses local techniques and materials to create art that resonates with the environment and its context.


For this exhibition, Anne will present new works created during her residency in Japan last November, adding fresh interpretations and expressions. By arranging delicate and ephemeral materials, mobiles, and drawings in the raw space of artcenter NAZUKARI WAREHOUSE, Anne creates an inner dimension that evokes a sense of "breathing" and "silence." As viewers move through the space, shifting perspectives create dynamic interactions, resulting in a unique experience with the work each time it is viewed.



Location: artcenter NAZUKARI WAREHOUSE

Dates: April 5 (Saturday) - April 27 (Sunday), 2025

Open: 12:00 PM - 6:00 PM

Open on Fridays, Saturdays, Sundays, and Public Holidays



 
 
 


この度、artstudio NAZUKARI WAREHOUSE では、2025.3.1(sat)〜3/30sun)に斎藤ちさと展を開催いたします。

旧作のフォトグラム、映像と新作の茶漬け素描、ドット絵新旧作を展示します。

◎ワークショップ「茶でインクを作る!」

3/2(sun),3/9(sun),3/16(sun),3/23(sun)15:00頃・定員3名まで参加費500円

問い合わせ; chisatobandong@gmail.com


2025.3.1(sat)-3.30(sun) 12:00〜18:00 Fri,Sat,Sun,Holidays / Open

千葉県流山市名都借 827-3 名都借倉庫 2 階

2f Nazukari Warehouse,827-3 Nazukari,Nagareyama-shi,Chiba,Japan

artstudio NAZUKARI WAREHOUSE


〈作家ステイトメント-Artist Statement〉


世界は何らかの粒の集積構造体である。


その考え方を基に四半世紀前に米粒をビニールシートに貼り付けて形体を描き出す点描画‘rice dot drawing’を展開した。しかし、生の食品を作品素材として扱うに伴い様々な問題が生まれ、長らく中断した。


今回の展覧会にあたり、NAZUKARI WAREHOUSEの斉藤友美恵さん、諏訪稔さんと話をしていて


久しぶりに米粒素描で、茶漬けを描いてみたくなった。


ただし今回は生米ではなく食品サンプルのものを使用する。



何故茶漬けを描いているかと言えば


SNS的な「映えなくてはならない」呪いから自由になる方法を探して、モチーフとして茶漬けが最善と思われた。



SNSで消費されるあらゆるイメージはスイーツから可愛い子供や動物、はたまた他者の不幸、そこに生成AIの作る画像がも参入して映えの嘘臭さがカオスの様相を示している。


それらの鮮やかなイメージを、一週間後には誰も覚えていないだろう。


対して地味で退屈な毎日の繰り返しは耐久性がある。


長期的な視点に立てば、地味であることは抵抗表現として有効なのではないか?


一向に映えそうにない食べ物、茶漬けは至高のモチーフになり得るのではないか?


そこで、茶漬けを作り鉛筆とポスカで簡略にスケッチする。


美術の歴史では19世紀に写真術が登場して、新しい表現を模索する画家たちは写真のように描くことを辞めた。その歴史に倣って、AIが描き出す画像とは逆方向のスケッチを2022年の秋頃から目指して描いている。


画像の解像度が上がり続けるイメージの世界を逆行するように


今回の展覧会では大雑把なドットで茶漬けのイメージを書き出してみたい。



本展では、新作の茶漬け絵と旧作のフォトグラムと映像を展示を予定している。

 
 
 





この度、artstudio NAZUKARI WAREHOUSE では、関本幸治展+公開制作 特別披露大公開KOJI SEKIMOTO WORKS + new Work in Progress「色でつかまえて そして貴方色にそめて」(仮)展[1951 The Catcher in the Chrome and Dye me in your Hue, 2024]を開催します。

■ 展示+制作 前半(撮影セット作り)2024年12月7日(土)~12月29 日(日)12:00~18:00 金・土・日・祝日のみオープンOpen on Fri, Sat, Sun, and Holiday.■ 展示+制作 後半(撮影)2025年1月4日(土)~2月3日(月・祝)12:00~18:00 金・土・日・祝日のみオープンOpen on Fri, Sat, Sun, and Holiday.■ オープニングパーティー 2025年1月5日(日) 17:00~

■ 会場 千葉県流山市名都借 827-3 名都借倉庫 2 階artstudio NAZUKARI WAREHOUSE・東京駅から国道6号線で約1時間  ・ 南柏駅より徒歩15分

Tel: 090-1887-4760 (担当:諏訪)

■入場料 無料 / 飲食:カフェとカレーあり

■助成 公益財団法人朝日新聞文化財団

■プリント支援 キヤノン株式会社


〔ステートメント〕「1951年8月16日木曜日14時40分、ある本の発刊からちょうど1ヶ月。時間の遅れがあり、私は耳と目を閉じ口を噤んだ人間になろうと考えた。その途端、正当な無邪気さは消え、笑った時に痛む傷と靴の中の小石を感じながら、光に戯れて模像記憶を創造した。」歴史上に存在しないのは確かである。現在の比較の中でこそ作品となる。戦後の落ち着けない違和感として「靴の小石」の例えを部屋に広がる泥とした。私なりの「それはかつてあった記憶」は、色を抜くことによって、見る人の集中力が表面から事物の構成関係に潜り込み、「閲覧」から「凝視」に、すなわち深い思考を引き起こすことになればと思って制作、、、、、。                      

制作ノートより 戦後のとある空間。過去に実在していたかもしれないし、なかったかもしれない。そんな空間を模像記憶として制作します。「モノクロ」写真に仕立てられた白と黒の空間です。タイトルは、昭和演歌・歌謡曲のタイトルにありそうな「貴方色にそめて」。今の時代では違和感があるかもしれません。でもそれは、「女性」が「男性」に染まっていくさまだけを表しているのではないかもしれません。その頃の、戦後の社会が色づいていく様を、深淵から顔を上げて前に進む様もイメージできないでしょうか? もう一つ考えたタイトルは「色でつかまえて」です。般若心経の中の重要な言葉に「空」と「色」があり、色は宇宙全体における形のあるもの、空は物の奥に潜む形のない概念を示します。今回は「いろ」がない世界をして制作してします。すなわち、この世の万物は形がありますが、それ自体が「くう」にもなりうるような領域を提示してみたいと思います。削られることなく溢れ出す思考が複合的になっていく現在、「変化していく価値観」と「今も昔も変わらない教え」をタイトルとして考えました。出来上がった写真作品は今回は展示しませんし、制作途中をお見せするので(仮)展というのが相応しく、「色でつかまえて そして 貴方色に染めて(仮)」です。 一枚の写真を撮るために積み上げるたくさんのプロセスと過去の写真作品をお楽しみいただければと思います。


〔関本幸治 経歴〕1969年神戸生まれ96年愛知県立芸術大学美術科油絵専攻修了後〜2003年までケルンに渡欧 現在横浜に拠点をおき国内外で活動中主な展覧会・受賞歴等2023 六甲ミーツ・アート芸術散歩2023 beyond / 旧グランドホテル六甲スカイヴィラ, 神戸2023 第26回「岡本太郎現代芸術賞展」特別賞 / 川崎市岡本太郎美術館, 神奈川2020 光をまげてやる / 京都場, 京都2014 東アジアの夢:Landmark Project V /Photo Studio Chair/馬車道商栄ビル壁面,BankART Studio NYK,横浜2012 第15回フォト・エスパーニャ2012 アジア・セレンディピティ / スペイン・マドリッド / フェルナン ・ゴメス劇場2010、2018年「写真新世紀」入賞/東京都写真美術館など









 
 
 
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